日本の神様に関する精神世界(⌒ー⌒)

八岐大蛇・草薙の剣・プチウケ古事記・読むパワースポット【雪州の足跡】 

八岐大蛇・草薙の剣・プチウケ古事記・読むパワースポット【雪州の足跡】

八岐大蛇・草薙の剣・プチウケ古事記・読むパワースポット【雪州の足跡】

 雪州の足跡トップページ

雪州の足跡 サイト内検索


プチウケ古事記・・・黄泉(よみ)(くに)



伊邪那岐は伊邪那美に合うために黄泉の国へ向かいました。



出雲の国の伊賦夜坂(いふやさか)より続く深黒(しんこく)の洞窟を探し当て、松明を持って闇に振りかざし、突き進む伊邪那岐。



気が滅入るような、おぞましいような、恐怖があったけれど、恐怖よりも伊邪那美に会いたいという思いのほうが勝ったようです。



先をみても闇、振り返っても闇の中、先も戻りも無い中、突き進むとやがて光が見え、光に辿り着くと、そこには小さな館がありました。


扉の前で伊邪那岐は呼びかける。

『愛しの伊邪那美よ、二人で造らなければならない国はまだ途中だ。さぁ、ここから出て一緒に帰ろう!』

『口惜しい!なぜもっと早く来てくださらなかったの?私はもう黄泉の国の(かまど)で料理したものを食べてしまいました。。。ですから帰れません。(T_T)でも、私もあなたが恋しい・・・できれば一緒に戻りたい・・・(>v<)』

『それじゃあ、すぐ帰ろう!伊邪那美!\(>o<)/』



伊邪那岐は扉を開けようとした。

『いけません!(>v<)扉を開けてはいけません!・・・あなたの気持ちはわかりましたので、これから黄泉の国の神々に相談してみます。・・・でも約束してください、そのあいだ扉を開けて中を覗かないでくださいね。。。』

『わかった、約束する。でも、できるだけ早くしておくれ!』とやりとり・・・

おーい (; ・_・)―――――――――C<―_‐)


なんか鶴の恩返しみたいやね・・・(笑)

『・・・遅すぎる・・・
(;¬_¬)3分も待ったのに・・・』

カップ麺じゃないんだから・・・(^^;もうちょっと待ってやろうよ・・・

『遅い!そろそろパスタが()で上がる時間だ!伊邪那美に何かあったのでは?』



我慢できずに伊邪那岐は黄泉の国への扉を開いてしまいました。


ぎぃぃ〜 (((((っ-_-)っ ソロリ ソロリ


えっ!|・−・) |−・;)|・;) |;) |

ありゃりゃぁ〜・・・やっちゃったよ・・・(;¬_¬)

『く、暗くて何も見えない!』



伊邪那岐は右の髪をとめている聖なるツマ(くし)を取り、櫛の長い枝を一本折って、それに火を灯した・・・。

すると目の前には崩れた肉体が横たわり、(うじ)が身体の上を這いずりまわり、喰いあさっていました。



その腐り果てた肉は自ら怪を生みだし、(かしら)には大雷(おほいかづち)がおり、

胸には火雷(ほのいかづち)おり、

腹には黒雷(くろいかづち)おり、

(ほと)には折雷(さくいかづち)おり、

左手には若雷(わかいかづち)おり、

右手には土雷(つちいかづち)おり、

左足には鳴雷(なるいかづち)おり、

右足には伏雷(ふすいかづち)おり、

合わせて()くさの雷神(いかづちがみ)がうごめいていたそうです。



『私に恥をかかせましたね・・・約束をやぶって私に恥をかかせましたね・・・!』



伊邪那美が睨みつけると、伊邪那岐はビビッて逃げ出しました。



雷獣(らいじゅう)は追いかけてくるし、予母都醜女(よもつしこめ)はヤマンバみたいに追いかけて来るので、



         伊邪那岐は  ひぃぃ〜   ((((/*0*;)/  って感じで逃げ出しました。



また追ってがとんでもなく速いらしく、 ヾ( ̄o ̄;)

『いかん!このままでは追いつかれる!』



伊邪那岐は髪を束ねていた蔓草(かずら)を後ろに投げつけると、たちまち幹を伸ばし、実を実らせた。



ヨモツシコメ達は黄泉の国では一番の食べ物を目の前にして、追うのを一旦止めて喰いあさる。



それでも全ての追ってからは逃げられず、腕を捕まれそうになった時、聖なるツマ櫛のツマを全部折って投げつけると、今度は香ばしき香りを放って竹の子が一気に生え揃う。



腹を空かせた醜女(しこめ)達は竹の子を(むさぼ)り喰らった。



逃げ往く伊邪那岐の先に豊に実を実らせた桃の木があった。



伊邪那岐は桃の実を2,3もぎ取って、後ろの雷獣や醜女に渾身(こんしん)の力で投げつけると、激しく砕け散り、熟し切った聖なる桃の匂いが一面を支配する。



これにはさすがの飢えた雷獣や醜女も(ひる)んでしまったよ。(^^)



腐敗と死臭を好む黄泉の追ってらには、この聖なる桃の香りには我慢のならぬ悪臭だったのです。



伊邪那岐は桃の木に感謝をし、意富加牟豆美命(おほかむづみのみこと)を与えたそうです。

これからみんなで
オホカムヅミノミコト ください(^^)って八百屋で言ってみよう


たぶん通じないけどね・・・
(;¬_¬)

伊邪那岐は出口を大きな岩で塞いだ。



その時伊邪那美が追いつき、『愛しいあなた!なぜ約束を破ったのです!』

『来るな!そなたはもう私の妻ではない!私の伊邪那美ではない!』

『な、なぜそのような酷いことを・・・もしそれがあなたの本心なら、私はこれから先、あなたの国の人々を一日に千人づつ殺します!・・・』

『・・・いいだろう、伊邪那美!・・・おまえがそうするなら、私はこちらで一日に千五百人の子を産ませる産屋(うぶや)を建てる!!』

伊邪那美は涙し、天つ神の名代(みょうだい)となって、黄泉の国の黄泉津大((よもつおおかみ)とも呼ばれるようになりました。



伊邪那岐は肩を落とし泣き崩れ、葦原に立ち去りました。



黄泉比良坂(よもつひらさか)を塞いだ千引(ちびき)の岩越しに、伊邪那岐と伊邪那美がこんな誓いを交わしたがために、



それからこの世では一日に千人の人が死に、千五百人の人が生まれるようになりました。

えっ!|・−・) |−・;)|・;) |;) |まじ?


解りやすく砕いて説明するとこんな感じですぜ___ψ(‥ ) カキカキ


さあ、次はどうなるんかな?   p(>v<)q
雪州英勢お薦めのパワースポット神社
 伊勢神宮(いせじんぐう)内宮(ないくう)外宮(げくう)伊雑宮(いざわのみや) 【三重県】
 大和國一宮(おおやまとのくにいちのみや)三輪明神(みわみょうじん) 大神神社(おおみわじんじゃ) 【奈良県】
 関東総鎮守(かんとうそうちんじゅ) 箱根神社(はこねじんじゃ) 【神奈川県】
 摂津國一宮(せっつのくにいちのみや) 住吉大社(すみよしたいしゃ) 【大阪府】
 加賀國一宮(かがのくにいちのみや) 白山比盗_社(しらやまひめじんじゃ) 【石川県】
 熱田神宮(あつたじんぐう) 【愛知県】
 出雲國一宮(いづものくにいちのみや) 出雲大社(いづもおおやしろ) 【島根県】
 伊勢國一宮(いせのくにいちのみや) 椿大神社(つばきおおかみやしろ) 【三重県】
 スピリチュアルの聖地 戸隠神社(とがくしじんじゃ) 【長野県】
 こんぴら総本宮(そうほんぐう) 金刀比羅宮(ことひらぐう) 【香川県】
 安芸國一宮(あきのくにいちのみや) 厳島神社(いつくしまじんじゃ) 【広島県】
 北口本宮(きたぐちほんぐう) 冨士浅間神社(ふじあさまじんじゃ) 【山梨県】
 駿河國一宮(するがのくにいちのみや) 富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ) 【静岡県】
 明治神宮(めいじじんぐう) 【東京都】
 皇城之鎮(こうじょうのちん) 山王日枝神社(さんのうひえじんじゃ) 【東京都】
 その他のパワースポット神社

金運・恋愛・仕事・対人関係といった、生きる上で関わる悩みを気付きから幸運に導くスピリチュアルな話
 目に見えぬ存在、神社の神々とは・・・
 心の真眼
 カルマとは・・・
 カルマの解消法について・・・
 徳とは・・・
 神社について・・・
 神社参拝の豆知識
 塩が持つ力
 食のエネルギーについて・・・
 恋愛のカルマについて・・・
 天国と地獄の話

天界で起こった神話 【古事記】 読むパワースポット
【プチウケ古事記 上巻】
 日本最古の古文書 古事記とは・・・
 プチウケ古事記 造化三神(ぞうかさんしん) 神の始まり・・・φ(.. )
 プチウケ古事記 共同作業 天地初発之時(あめつちのはじめのとき)
 プチウケ古事記 夫婦喧嘩 神生(かみう)み(國生み)
 プチウケ古事記 国造り 伊邪那美(いざなみ)最期(さいご)
 プチウケ古事記 伊邪那岐(いざなぎ)の悲しみと怒り 悲しみ
 プチウケ古事記 黄泉(よみ)(くに)  
 プチウケ古事記 (みそ)ぎ・生みの果て
 プチウケ古事記 建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)
 プチウケ古事記 天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)と建速須佐之男
 プチウケ古事記 太陽神(たいようしん)天照皇大神(あまてらすすめおおかみ) 天の石屋戸(あめのいわやと)
 プチウケ古事記 草薙劔(くさなぎのみつるぎ)(草薙の剣) 八岐大蛇(やまたのおろち)
 プチウケ古事記 うさぎと(さめ) ()(くに)因幡(いなば)素兎(しろうさぎ)
 プチウケ古事記 姑・修羅場 大国主(おおくにぬし)()堅州国(かたすくに)
 プチウケ古事記 争い  天孫降臨(てんそんこうりん)()(いち)
 プチウケ古事記 人生の道案内 天孫降臨 其の()・・・日子番能瓊瓊杵(ひこほのににぎ)
 プチウケ古事記 竜宮城(りゅうぐうじょう) 海幸彦(うみさちひこ)山幸彦(やまさちひこ)・・・其の壱
 プチウケ古事記 海幸彦/山幸彦 其の弐・・・神武天皇(じんむてんのう)の誕生

雪州の足跡 サイト情報
 あとがき  雪州の足跡 管理人
 リンクについて  相互リンク



Copyright (C)  雪州の足跡  All Rights Reserved